エンタテインメント事業
THE PINEAPPLE THIEF
Photo by : Greg Holland
パイナップル・シーフはイギリス南部のサマセット州でブルース・ソードが自身のプロジェクトとして1999年に『Abducting The Unicorn〈アブダクティング・ザ・ユニコーン〉』をリリースしたことに始まる。2002年にはセカンド・アルバムの『137』を、また翌年に『Variations On A Dream〈ヴァリエーションズ・オン・ア・ドリーム〉』をリリースした後、本格的なバンド結成のため学生時代からの友人でベーシストのジョン・サイクス、ギタリストのウェイン・ヒギンズ、ドラマーのキース・ハリソンとキーボーディストのマット・オリアリーを招いて2004年に『12 Stories Down〈トゥウェルヴ・ストーリーズ・ダウン〉』をリリース。しかし作品の仕上がりに疑問を持ったブルース・ソードは曲を再録音や入れ替えるなどして翌年に『10 Stories Down〈テン・ストーリーズ・ダウン〉』をリリース。この頃マット・オリアリーが脱退し、スティーヴ・キッチが後任に入っている。2006年の『Little Man〈リトル・マン〉』、2007年の『What We Have Sown〈ワット・ウィー・ハヴ・ソーン〉』をリリースした後にKscopeレーベルに移籍し、2008年に『Tightly Unwound〈タイトリー・アンワウンド〉』をリリース。ただしこれに先立ってウェイン・ヒギンズが脱退、それ以降バンドは4人編成で継続している。2010年に『Someone Here Is Missing〈サムワン・ヒア・イズ・ミッシング〉』、2012年に『All The Wars〈オール・ザ・ウォーズ〉』をリリースした後、ドラマーがキース・ハリソンからダニエル・オズボーンに交代、その後リリースされた2014年の『Magnolia〈マグノリア〉』は日本でも国内盤がリリースされてた。その後ドラマーが再び交代、元ポーキュパイン・ツリーで現在キング・クリムゾンに参加しているギャヴィン・ハリソンが加わり、2016年に『Your Wilderness〈ユア・ウィルダネス〉』、2018年に『Dissolution〈デソリューション〉』をリリースした。IACでは『Hold Your Fire〈ライヴ!~Dissolution Tour 2018~〉』、2020年発表作『Versions Of The Truth〈混沌〉』、そして2024年発表の最新スタジオ・アルバム『Lead To This〈リード・トゥ・ディス~帰結への旅路〉』をリリース。