エンタテインメント事業

ED WYNNE

ED WYNNE

Photo by : Andrew Perry

エド・ウィンはオズリック・テンタクルズの中心人物であり、ギターとキーボードによる音のタペストリー作りの達人だ。オズリック・テンタクルズの歴史は意外に長く、1983年に遡る。当時ボルシェム・ピープルという名のバンドで活動していたギタリスト/キーボーディストのエド・ウィンとベーシストのローリー・ウィン兄弟とドラマーのニック・“ティグ”・ヴァン・ゲルダーがストーンヘンジ・フリー・フェスティヴァルでキーボーディストのジョーイー・ヒントンと出会い、意気投合して一緒に演奏したことをきっかけにオズリック・テンタクルズと名乗って活動を始めた。1984年から1989年にかけてカセット・テープで6作品をリリースした後、自身のレーベル『Dovetail Records(ダヴテイル・レコーズ)』を立ち上げ『Pungent Effulgent(パンジェント・エファルジェント)』をはじめとする数々のCD作品をリリース、その中でも1993年の『Jurassic Shift(ジュラシック・シフト)』はリリースと同時にインディー・チャートで11位に着け、後に全英アルバム・チャートでも10位の座を勝ち取ったのだった。その後、今年リリースした『Space For The Earth〈大地の息吹〉』を含めて16枚のスタジオ・アルバム(CD)と10枚のライヴ・アルバムをリリース。ファンの間では略称の『オズリックス』の名で親しまれている。IACではエド・ウィンが作曲、プログラミング、演奏、ミックスを行ったソロ作『Shimmer into Nature〈シマー・イントゥ・ネイチャー〉』をリリースしている。