エンタテインメント事業
CHAD WACKERMAN
1960年にカリフォルニアの音楽一家に生まれたチャド・ワッカーマンは18歳にして著名なジャズ・トロンボーン奏者であるビル・ワトラスのバンドに加入し、その後1981年から1988年までフランク・ザッパのバンドで活躍した現代ジャズ・ロック・ドラマーの第一人者だ。また長くアラン・ホールズワースと活動してきたことでも知られており、アラン・ホールズワースがIOUバンドとして1984年に初来日した際にもベーシストのジミー・ジョンソン、ヴォーカリストのポール・ウィリアムスと共に参加した。その後もゲイリー・ハズバンドと共にドラマーとしてアラン・ホールズワースのアルバムやライヴ演奏を強力にバックアップし続けた。また、彼自身のソロ・アルバムも、『Forty Reasons〈40の言い訳〉』(1991) 、『The View〈ザ・ヴュー〉』(1993)、『Scream〈スクリーム〉』(2000)、『Legs Eleven〈レッグス・イレヴン〉』 (2004)、『Dreams Nightmares And Improvisations〈ドリームス、ナイトメアーズ&インプロヴィゼイションズ〉』(2012)とリリースし、その多くはアラン・ホールズワースやジミー・ジョンソンなどをフィーチャーしている。IACでは彼の参加アルバムとして、IOUバンドの初来日公演を収録したCD/DVDセット『I.O.U. Live In Japan 1984〈I.O.U.ライヴ・イン・ジャパン1984』、またアラン・ホールズワース・バンドとしてドイツのレーヴァークーゼンで行われたフェスティヴァルに参加した際の演奏を収録したCD/DVDセット『Leverkusen 1997〈ライヴ・イン・レヴァークーゼン1997〉』及び『Leverkusen 2010〈ライヴ・イン・レヴァークーゼン2010〉』をリリース。